リストカット(アームカット)による傷跡のかゆみへの対処
リスカを行った場合はその傷跡が残ってしまいますが、その生傷が治りかける頃にはかゆみが出てくることが多くなっています。
こうした場合はつい掻いてしまいたくなりますが、かきむしってしまうと、傷跡がきれいに治らずいつまでも残ってしまう可能性がありますので、できるだけ掻かないようにしたいところです。
無意識に掻いてしまうという場合は対処法としては包帯やサポーターなどをつけて保護しておきたいですし、強く掻かないためにも爪は短く切っておきましょう。
体が温まるとよりかゆく感じる傾向にありますので、お風呂に入るときなども温まり過ぎないように注意したいところです。
温まったあとにかゆいという場合はその部分を保冷剤などで冷やしてみるなどで対処してみましょう。
そして、あまりにかゆみがつらいという場合は医療機関に相談すればかゆみを抑える薬を処方してもらうこともできます。
さらにリスカの傷跡が深い、かなりひどい場合などはその部分の皮膚の伸縮性がなくなり、皮膚が引っ張られるときに皮膚の感覚神経を刺激してかゆくなっている場合もあります。
こうした場合は薬だけでは改善が難しくなりますので、形成外科などに相談して、改善できる外科的な治療などがないかも相談してみるとよいでしょう。